足立美術館・庭園
-日本の庭園シリーズ-
足立美術館・庭園
足立美術館庭園は、島根県安来市出身の実業家・足立全康が「郷土への恩返し」として1970年(昭和45年)に設立した美術館の一部として造られました。足立全康は日本画と日本庭園を融合させることに情熱を注ぎ、庭園を「一幅の絵画」と考え、横山大観などの作品と調和するよう設計しました。作庭は中根金作や小島佐一など、日本を代表する庭師たちによって手掛けられています。
名前の由来
足立美術館庭園の名称は、美術館そのものが足立全康氏によって設立されたことから付けられました。庭園は美術館の収蔵品とともに、自然と芸術を融合させた空間として位置づけられています。
季節ごとの見どころ
足立美術館庭園は四季折々の美しさを楽しむことができます。
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春: 新緑が鮮やかで、苔庭や池庭が特に美しい時期です。
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夏: 白砂青松庭では青々とした松が映え、涼しげな景観を提供します。
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秋: 枯山水庭や借景となる山々が紅葉に染まり、壮麗な風景が広がります。
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冬: 雪化粧をまとった枯山水庭や白砂青松庭は静寂で神秘的な趣があります。
他の庭園にはない特徴
足立美術館庭園は以下の点で特異性があります。
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借景の活用: 庭園は周囲の山々を借景として取り込み、広大な自然との調和を実現しています。特に「亀鶴の滝」は人工的に設計されながらも自然と一体化した景観を提供しています。
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多様な庭園構成: 枯山水庭、苔庭、池庭、白砂青松庭など趣向の異なる複数の庭園があり、それぞれ異なる美しさを楽しむことができます。
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「絵画としての庭園」: 足立全康氏の理念に基づき、窓越しに見える景色がまるで額縁に収められた絵画のように設計されています。この独特な視覚的演出は他では見られない特徴です。
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世界的評価: 海外日本庭園専門誌『The Journal of Japanese Gardening』で21年連続で「日本一」に選ばれるなど、その芸術的価値が国際的にも認められています。
足立美術館庭園は、美術と自然が融合した総合芸術空間として、多くの人々を魅了しています。

